一は全、全は一

「一は全、全は一」


これ、鋼の錬金術師ってアニメの中での言葉



この言葉の意味を1か月で説明せよ
という試練を受けて主役の兄弟が見事合格する、、というものだったんですけど…


皆さんはどう説明しますか?
また、この言葉を聞いて何を連想しますか?



生きとし生けるもの
みなすべて繋がっています


それは命あるものだけにとどまらず、
大地、風、火、そして太陽や月、宇宙までもがすべて私たちと繋がっているのです


食物連鎖って聞いたことあると思いますが・・・

草を食べた動物を私たちが食べたり、
草を食べた動物を別の動物が食べたり、
動物の糞が肥料となり土を肥し、
またその土壌から植物や野菜ができる


これには風や火や太陽、月、雨、すべてがかかわっている


太陽が出るから暖かい
その暖かさで野菜が育つ
私たち人間も生きていける


風が吹くから心地よい
植物だって風のおかげで種子を飛ばし
子孫を増やしていく


月があるから潮の満ち引きがある
潮の満ち引きで育つ魚や貝だっている


すべてがほんの少しでも関わりあって共存しているのだ

裏を返せば、、、
そのどれか一つが欠けてもダメだということ


一は全、全は一


それはそういうことなのだ


全は宇宙、一は己


宇宙という壮大なスケールの中に
一という個人がいる
これは人に限らず動物や植物、すべてのものだ



そしてその壮大なスケールの宇宙の中心は自分


宇宙という枠の中に
そのどれか一つが欠けても
宇宙は成り立たない


私はダメダメなんだ
私なんかいなくても世界は成り立っていけるんだ


こういう考えになることは人は誰しもある
落ち込んだり悩んだり
対人関係でもめ事がおこったり、、、


そんな時
人はそう考えるかもしれない


「私なんかいなくても・・・」


でもね、
いなきゃダメなんです。
それによって宇宙が成り立っているんだもの


意味がないとか、
無駄だとか、
そんなことないんです


意味のないことなどない
無駄なものなんて一つもない


そのどれもが
全て意味があって必然なんです


「一は全、全は一」


言葉は短いけど、
とっても奥が深いな~。。。って思っちゃいました